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新国立競技場に思う事2 ー設計条件ー

新国立3

●何のための国立競技場なのか

どうやら、可動式屋根はなくなったみたいですね。よかった。コンサートのためには、屋根がどうしても必要だなんて話もあったようですが、屋根だけの維持で毎年40億円、それに対して毎年のコンサート収益が12億円。

ついでに、サブトラックも中止になりそうです。え?競技場にサブトラックがなかったら、競技場ではなくなっちゃうんじゃないの?陸上競技用じゃないんだったら、何のために作るの?

●設計条件ということ

コンペって、とってもいいようですが、コンペをやるならその前に、何のために、何を大切に、どんな機能を持った建築をどのくらいの規模と予算で作るかをしっかり検討し、明確にする必要があります。どんな優れた建築家でも、要求されるものが明確になっていなければ、いい設計はできません。

今回、この辺の基礎的な認識が足りなかったのでしょう。
現在も、8万席の固定席に拘っているようですが、この敷地に8万席はどう考えても面積的に多すぎる。写真のように、目一杯になっちゃいます。これじゃあ、サブトラックなんてできないですよね。加えて、既に樹齢50年を超える樹木が1500本以上伐採されたとか。東京で屈指の自然環境が失われてしまいました。

何のために、何を作ろうとしているのだろう。今回は、デザインや予算より、コンセプトが大切というお話でした。
それにしても、かっこ悪くなっちゃいましたね。ザハさんもお気の毒。
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新国立競技場に思う事 ーコストー

新国立2

現在、新国立競技場についての議論がいろいろありますが、自分が考えることを書いてみたいと思います。

●1300億?3000億?それとも2520億?

これまで、2転、3転してきた競技場予算ですが、なぜなのでしょう。

まず、コンペで提示された情報(図面やパース)だけでは、予算を出せと言われても、それは無理です。何故ならば、どういう部材を使って、どう接合することでその形を実現できるかが、コンペの情報では得られないからです。

建築を作るためには、基本設計があり、実施設計があるというのが基本です。
ある程度、見積りができる程度の図面がなければ、予算を出せというのは、酷というものです。あのデザインですから、構造のフレームをどう作るのかだけでも、相当悩んだでしょうね。

でも、いくら何でも、1300億でできない位の事は、類似の施設を作った経験があれば、分かると思うんですよね。
そこから先は、建築サイドの問題でなく、組織の問題にすべきだったということになります。

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Author:shio93
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栃木県佐野市で主に住まいの設計施工をしています。
Blueprint /
株式会社塩島工務店
栃木県佐野市久保町93
TEL 0283-22-1617

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